生理中のダイビングは、問題ナシ!ダイビングしても差し支えありません。 疲労やストレスが過剰にかからない程度、または普段の生活に差し支えない程度の症状ならば、 生理用品を使用することで、ダイビングは可能です。 また、私自身もそうですが、身体を動かすことにより逆に生理痛が和らぐことも・・・。 ただし腰痛や腹痛のひどい時はむくみがいつも以上にひどい時、精神的に不安定な時は、 安全の為にダイビングは控えた方がいいでしょう。
ウエットスーツでの場合
タンポンを使用経験のある方は普段と同じ様にお使いください。 ダイビングは水に潜るスポーツ!!その為に安全性を考慮し、1ダイブごと替えることをお勧めします。 私自身もウエットスーツの時には使用し、普段と同じ様にダイビングを楽しめています。 ただし、使用法を守り、無理をせずに身体に負担のかからない様にお使いください。 使用経験のない方は無理をなさらないように・・・。
ドライスーツでの場合
ドライスーツはスーツ内に水が浸入しない為に、身体的ストレスはかなり軽減されます。 ナプキンも使用できますので、タンポンと合わせて普段の生活と同じ方法でお使いいただければ 心配いりません。
生理=血=サメの心配
生理になると血が出るから・・・サメが襲ってきちゃうんじゃ・・・誰もが 1 回は考えちゃうそんな心配。 でも・・・一般的には心配いらないとされています。
なぜならサメが反応するほどの血液の量ではないか。 サメは新鮮な血液を好むが、生理の血液は新鮮血でないから。 潜水時間が短いので、その間にサメに襲われる確立は低いから。とは言っても心配・・・という方は、サメポイントは生理中は避けたり、ウエットスーツでは タンポンを使用する事で心配は軽減されます。
またドライスーツを着用すれば、まったく心配することはありません。私自身も生理中にサメに襲われたことはないので、まず大丈夫と思いましょう。
痛み止めを服用してのダイビング
身体を動かすことに差し支えない程度の痛みでしたら、痛み止めを使用するのもいいでしょう。私自身は痛みををがまんするより痛み止めを使用し、快適に潜り、楽しいダイビングの思い出を作っていきます。
ただ、動くことも辛いほどの痛みの時には痛み止めを飲んだとしても、ダイビングは控えた方がいいでしょう。
薬を内服してのダイビング
とっても楽しみにしていた、ダイビング旅行に生理が重なってしまいそう・・・。1ヶ月に 1 度ほぼ決まった周期で来る生理は、自分の力では日にちは変えられないもの・・・。そんな時、専門医(婦人科)の支持のもと処方があれば、薬を服用することで周期をずらす事も 可能になります。(保険がきかないので、自費になってしまいます。) 周期をずらすのには、1つは生理を早める、もう1つは遅らせる事です。
両方とも、ある一定期間お医者様から処方された薬を飲み続け、最後に飲み終えた日より2~3日で 生理が始まります。
飲む期間は、早めるか遅らせるかにより、また周期によりお医者様が決めますので、ずらしたい生理の 1 ヶ月前の生理が始まる頃専門医にかかることをお薦めします。
ただし、遅らせたい場合には旅行中も薬を飲み続けなければなりません。
薬の種類によっては。毎日決められた時間に内服という薬もありますので、お医者様から処方を受ける際に用法をきちんと説明を受け、身体に負担のかからない様にお使いください。
例:8/10 ~の生理をずらしたい。(周期は30日)
- 早める場合
7/10~の生理の5~7日目より5~7日分内服。約10日~14日早まります。
- 遅らせる場合
8/10~の生理の1週間以前より遅らせたい日まで内服。希望日まで延ばせます。